*記事内に広告を含みます

【不登校体験談】10年後の今思うこと。トラウマ・傷は簡単には癒えないけれど

不登校
スポンサーリンク

こんにちは!当ブログ管理人の真中ユウ(@manakayuu00)です。

私は高校生のときに不登校をきっかけに適応障害にかかり、通信制高校への転校をきっかけに改善。あれから10年経ちました。

私の人生は、今でも「不登校」「適応障害」という2つの経験が大きく影響しています。10年経った今、思うことを少し書いてみようと思います。

スポンサーリンク

不登校・適応障害の経験は、10年経ってもまだトラウマ

正直に言います、不登校時代はトラウマの記憶ばかりです!! 私はそのあと、大学生のときに就活がうまくいかずうつ病にもかかりましたが、うつ病とはまた別ベクトルで不登校はつらかったです。

不登校時代の苦しかった記憶が、そのまま夢に出てくるつらさ

もうなんだかんだ26年ほど生きているのですが、そのなかで自分が不登校だったことなんて忘れて順調に生きられているときも普通にありました。不登校の頃に死ぬほどあこがれた「普通の生活」になじんで上手くやっていけているときだってあったのです。

でも、そんなときでも夢として不登校時代の記憶がよみがえって襲い掛かってくることがあります。それはもう何度も出てきます。「油断するな、忘れるな」とでも言わんばかりに、夢として当時の記憶が再生されるのです。

管理人
管理人

私の場合は、不登校から復帰してなんとか無理やり断続的に学校に通っていたとき、わけのわからない難しい授業を受けているときがひたすらに苦痛でした。そのときの記憶や、教師に指名されて何も答えられなかったときの恥ずかしさや怒りなどが、鮮明に夢として出てくるのです。勘弁してほしい…。

10年では傷は簡単には癒えないけれど、考え方を変えてみる

まだ不登校経験から5年くらいのときは「ああ、私まだあのときの傷が癒えていないんだな。それほどまでに苦しかったんだな」と思っていたのですが、少し考え方を変えました。

それは「古傷が傷んでるなあ」と思うことにした、ということです。
つらい・苦しい夢を見ると、今の自分もまだ苦しんでいるかのように感じてしまいがちなのですが、10年も経つとと「さすがにそれはないか」となんとも冷静に考えられるようになりました。(笑)

なので、過去の自分が苦しんでいるなあ、と別人のように考えることにしました。今の自分の感情とはまったく別ものとして捉えるのです。

あとは、夢を見ても他人に話したりメモを取ったりしないように気をつけました。夢ってそのうち自然と忘れるものなので、寝起きがいくら最悪でも口に出したりしないようにしています。すると結構ふつうに忘れられます。

不登校で苦しい学生さんは、人を頼りまくろう

で、これは私が何度も言っていることなのですが、まさにいま不登校がつらい・苦しい学生さんは、人を頼りまくったほうがいいです。抱えこんでも解決しないので!!

「いやいや、僕の私の苦しみなんて誰もわかっちゃくれないよ」という人もいますが、もし仮にそのまま誰も頼れずにいたらどうなると思いますか?
つらさや苦しさを抱えたまま、大人になります。
残酷なことを言いますが、大人になると突然、支援してくれる人がぐっと減ります

というのは私が見てきた限りでの印象ですが、世の中には「不登校支援ボランティア」「生きづらい子どもの〇〇をサポート」みたいな人や団体は結構いくらでもあるのに、成人すると急にその手の人や団体が少なくなるのです。
成人してからは、「(自分でお金を払って)病院やカウンセリングに行けば?」となりやすいです。

だから、今、無料ボランティアや学校のスクールカウンセラーなんかが充実しているうちに、大人を頼ったほうがよいです。大人(成人)になると急に助けてもらいにくくなってしまいます(体感)
もし保護者の方がこれを読んでいたら、ぜひ早めにお子さんを適切な支援機関や病院へつなげてあげてください。早いほうが致命傷になりにくいです。

管理人
管理人

あと、単純に歳を取るとより人を頼ることが恥ずかしく感じやすくなるので、悩んでいる学生さんは今のうちに大人を頼っていきましょう!

不登校から10年経っても、なんとか生きられている

確かに不登校になる前に自分が思い描いていた人生とは違いますが、でも、なんとか生活できています。
いろんなことがあった10年間でしたが、なんとか大丈夫といえます

もしこれを読んで「10年経ってもトラウマなのか」と思ってしまった人がいたら、ごめんなさい。でも、大きな心の傷を負っても、絶対によくなります。時間が解決してくれる部分はとても大きいですよ。

つらかったことは事実としてありますし、過去の自分がつらい体験をしたことは忘れずにいてあげたい。けれど、適度に忘れて傷みを引きずらず、生きていきたい。そう思います。

希望を捨てずに生きていきましょうね。たまにめげそうになるけどね。(笑)

不登校関連ではほかにもこんな記事を書いています
スクールカウンセラーって何を話すの?【体験談あり】
不登校から青春コンプレックスを抱えた私がコンプを克服するまで
【うつ病が紹介】生きづらい人におすすめしたい本【内向型・HSP・不登校】
【不登校】通信制高校に転校した私が毎日登校できるまで【体験談】
【不登校】親からの対応で嬉しかったこと、悲しかったこと【体験談】
などなど。
不登校関連記事をすべてチェックしたい方はカテゴリ一覧をチェックしてください!

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 20代の生き方へ
にほんブログ村

コメント