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【不登校】通信制高校に転校した私が毎日登校できるまで【体験談】

不登校
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こんにちは!当ブログ管理人の真中ユウ(@manakayuu00)です。

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通信制高校=人生終わりなんかじゃない!
進学・就職したいなら学校に通う練習から始めよう!

私は高校生のときに不登校を経験して通信制高校に転校しましたが、その後学校に毎日通うようになり、最終的には四年生大学にも通学して卒業できました。

Yahoo!知恵袋なんかでは「毎日登校する必要ある?」などの意見も見られますが、私なりに体験談を詳しく書いてみたいと思います。
結論から言うと、毎日登校するのは決してデメリットではなく人生ではメリットになる!ということです。

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高校1年生:不登校になる

この記事では詳しくは割愛しますが、不登校になった経緯などはこちらの記事をどうぞ。

2年生の春~夏:転校初期

私は不登校になってから通信制高校に通い始めるまで、完全に家から出ていない状態でした。そんな状態だったので、当然転校してからもいきなり週5日通えるはずもなく……

最初こそ「私はここから高校生活やりなおすんだ!」と意気込んでいたものの、気持ちが焦るばかりで体がついていきませんでした。週3日通えたらいいほうで、朝起きられなかったり体が疲れてしまったりして、自分が思っていたほどしっかり通えませんでした。

この頃の私は安定した登校もできていないのに「勉強しなきゃ」と焦って、放課後に自習室にこもったりしていました。今思えば登校を安定させてからやるべきことだったと思います。
ちなみに、焦るばかりで勉強はあまり捗りませんでした……。

しかし、周りを見渡してみると、周りの子たちも週5日通えている子は少なかったのです。
話を聞いてみると、他の生徒も中学生のころや高校生になってから不登校を経験していて、通える日があったり通えない日があったりと登校頻度にもばらつきがありました。

そんな状況でしたが先生たちは生徒の扱いには慣れたもの。「今日は来れたね!」「昨日は体調大丈夫だった?」などと明るく気さくに声掛けをしてくれます。

そんなふうに周囲の状況を冷静に見てみると「5日通えていないのは当然かもしれない。不登校というブランクがあったのだから」と不思議と私は納得することができたのです。

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そのころからようやく焦ることをやめて、自分のペースで登校できればいいんだと考えを改めることができました。まだ転校したばかりだし、高校卒業までに週5日通えたらいいや!と考えていましたね。

2年生の秋:部活や学校行事に参加する

春から転校して少しずつ登校し、友達や顔見知りが増えてきた私は、次第に課外活動にも参加するようになりました。自らすすんで部活に所属したり、学校行事に参加したりするようにしたのです。

部活動に参加した理由は、単純に自分が「仲のいい友達がほしい」と思ったから。また、学校行事に関しても似たような感情はありましたが、他の参加理由は「何か高校生らしいことがしたい」と思えたからです。

中高で不登校になった人って、何かしら「失った青春を取り戻したい」という感情があると思うんです。焦りというか、青春コンプレックスというか……。
でも、通信制高校って青春を取り戻すのにうってつけの場所だと思うんです。
(※参考:不登校から青春コンプレックスを抱えた私がコンプを克服するまで

普通の高校よりも自分のやりたいことを尊重してくれる環境で、似たような境遇の同年代の生徒たちが多くいて……一歩踏み出すのに良い条件がそろっています

ここで一歩踏み出せるかどうかで、高校生活の充実度が変わる。そう思った私は課外活動に参加できるときは参加するようにして、それを理由に登校する日も少しずつ増えました。午前中に登校できなくても「午後には部活がある!」と家を出ていく日もしばしば。

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そうして少しずつ部活動や学校行事に顔を出すうちに、「いつも来ているメンバー」として把握してもらえるようになりました!これだけで友達が増えたと思います。

2年生の冬:「いつものメンバー」が明確になる

今思えば3年生の固定メンバーが形成される土台になった時期でした。この頃になると週3日以上登校できているというだけで毎日挨拶をして名前を呼べる仲になっていました。
少しずつ外部から転校してきて生徒も増えているのですが、そんな中でも仲良くなれる子というのはやはり登校日数が多い子でした。

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この頃になると部活の先輩・後輩との交流も増えて、同学年以外の人とも仲良くさせてもらえるようになりました。対人関係の良い訓練になったと思います

3年生の春:週5日・毎日登校ができるように

この頃になると、自然と私は毎日登校ができるようになりました。
毎日登校する一番のモチベーションになったのは、「友達に会いたい」というもの

学校に行けば、今日も何か面白いことがある。楽しい友達に会える。そう思わせてくれた友達には今でもとても感謝していますし、社会人になった今でも一番仲のいい友達です。
自分一人の力だけでは叶わなかった毎日登校だと思います。

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結果的に友達が毎日登校に導いてくれましたが、実は最初は友達を作ることをそんなに重要視していませんでした。成り行きでしたが、友達を作るのはやっぱり毎日登校の近道になると思います!

そして、毎日登校が叶うようになってから徐々に「卒業したらどうしようかな」「大学受験をしようかな」と未来のことを考えられるようになってきました。

3年生の夏~冬:受験勉強をしながら通学する日々

毎日登校する中で、高校の自習室を活用しながら受験勉強をしていました。
夏になるとAO入試などで進路を確定させる友人がいる中で焦る気持ちもありましたが、あくまでもマイペースを大事にしようと思いながら勉強に励む日々でした。

ちなみに、このあと受験には失敗して浪人することになります(苦笑) 今思えばこんな風に勉強すればよかったな、と思うことはたくさんあります。
不登校向けの大学受験勉強法についてはこちらの記事をどうぞ。↓

中学までの勉強はできても、高校の分野の勉強経験値はほぼゼロだった私にとって、自力で勉強し続けるのは少し無謀だったような気もします。今思えば塾などを活用すれば半年ほどの受験勉強でも浪人せずに済んだのかな……と思います。

とはいえ、当時は周りの目が気になって全日制の子に混ざって塾には行けませんでした。それに、一人で最後まで受験勉強をやりきったのは今では自信になっています。

通信制高校を卒業してから、社会人の現在

最終的に「いつものメンバー」として週5日通っていた私や友人たちは、大学生や専門学生を経て社会人になった今、「働きたくなーい!!」などと言いつつではありますが(笑)普通に働けています。
それもこれも、不登校を経験した後でも毎日家を出て通学するという経験をして、体と心を社会復帰に向けて準備してきたからだと思います。

「通信制高校に通っているけれど、思うように通学できない」という人は多いと思います。でも、焦らずに「通学する理由」を見つけていってください
私の場合は友達に会うためでしたが、友達以外の理由でもなんでもいいのです。先生に会うため、勉強するため、制服を着るため、通学の道中の景色を見るため、昼ご飯にお弁当を食べるため……。

バイトや趣味に時間を使いたいという人もいるでしょう。でも、それって高校生の今じゃないとできないことですか? 明確に目指しているものがないのに、バイトや趣味が楽しいからという理由で高校生活をおろそかにするのは非常にもったいないです。

高校生の三年間は短く、尊い時間です。ぜひ悔いのない時間を過ごしてください。

それでは、最後まで読んでくださりありがとうございました(*’▽’)

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