生きづらさを抱えていて、似たような境遇の人がどうやって対処方法を考え、生き抜いてきたのかを知りたい。そんな方に、私が読んできてぜひおすすめしたい本をご紹介します。
管理人が20代なので若い人向けになると思いますが、若い人ほどたくさんの人の考え方を知って、生きづらさ問題に対して柔軟に考える頭が必要になってくると思います。
私の周りでも反響が大きい本ばかりです。ぜひ一読を!
永田カビさんの本(コミックエッセイ)
永田カビさんは私の大好きな作家さんで、大学中退やうつ病を経験されています。
最初の書籍「レズ風俗レポ」本で一気に有名になった方です。
「え?レズ風俗?生きづらさがどう関係するの?」と思われるかもしれません。ですが、永田カビさんは自信の抱えている「生きることへの悩みや不安」を言語化・イラスト化することに非常に長けている方です。
生きづらさを抱えたことのある方は、他の書籍でも必ず共感できるポイントがあると思います。自分の悩みを可視化できるだけでもかなり感じ方が変わります。ぜひ薦めたい作家さんです。
上記の本を買うのに抵抗があった方はこちらの書籍(さびしすぎて~のあとに発売されたものです)を読むのがいいですよ。
「迷走戦士・永田カビ」はこちらで試し読みできます。
吉藤オリィさんの本(書籍)
吉藤オリィさんは不登校経験を持っている、発明家の方です。
現在は科学の力で障害を抱える人の生き方を変えられるような研究をしておられます。詳しくはこちら。
世界から注目されるような研究・開発をしている吉藤オリィさんの書籍、おすすめはこちらです。読みやすく書かれているので、お子さんにもおすすめできます。
内向型人間の時代(書籍)
自分が内向型人間である自覚があるなら、こちらの本は必ず読んだほうがいいです。
“内向型”論の第一人者のスーザン・ケイン氏の書籍で、内向型気質についての説明はもちろん、内向型人間の人生の実例を追うような本です。
私は大学生のときにこの本に出会い、自分は内向型だったんだ!と気づいてかなり気持ちが楽になった経験があります。「生きづらいのは内向型だからか」と納得できただけで出会えてよかった本です。おすすめです。
ダルちゃん(漫画)
これまで普通に生きてはこられたけど、生きづらい気持ちを抱えている女性、たくさんいると思います。そんな方におすすめの漫画は断然「ダルちゃん」です。
こちらで試し読みできます。
恋愛の描写が大人向けなので、お子さんにはおすすめできませんが、大人の女性はみんなどこかしら「わかるな」という部分があるはず。
私は初めて読んだとき、中盤ほろっと泣いて、終盤の希望のある終わり方にすごく安心して、良い作品に出会えたなあ……と強く感じたのを覚えています。
読書は考え方を柔軟にしてくれる
生きづらさを抱えている場合、本を読めばすぐに生きづらさが解消される――そんな「即効薬」のような効果は本にはありません。ですが、読書は確実に考え方を柔軟にしてくれる効果を持っています。
言葉にできない悩みや不安が、本の中では文字や図解で可視化されています。それだけのことで胸のつかえがすっと取れるような瞬間があります。
読書をすることで自分の生きづらさの問題を明確にして、適切な対処方法を考えられるようになるといいですね。
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