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【対人関係】”相談相手に言って欲しい言葉”に気付く

おこもりな日常
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こんにちは、管理人です。
人と話していると、ついつい相手に求めてしまう言葉ってありますよね。
例えばご飯を奢ったとき、相手からの「ごちそうさまでした」を欲しがってしまったり。
今回のシチュエーションは「悩み相談」についてです。誰にも悩み相談をしたことがない人は稀なはず。頼れる誰かや、家族や友人、パートナーに聞いてほしい自分の悩みや過去の話があるはずです。
そんなとき「相手に言って欲しい言葉」に気付けているだろうか……と、ふと思ったお話です。
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例:母に過去のつらかった話を聞いてほしくて

私の実例です。
私は高校時代、不登校に苦しんだことがあります。
当時のことは今でも夢に見て飛び起きることもあり、つらい記憶として心身に刻まれてしまいました。
そんなつらかったときの話を、誰かに聞いてほしい。私が話し相手に選んだのは母親でした。
私と母は一緒に買い物に行くことも多く、それなりに仲良しです。性格はさほど似ていませんが、母とは日々の雑談の中でさまざまなことを話してきました。
そんな母に過去の話をしてみたことがありました。
「不登校のとき、先生から不当な扱いを受けてつらかった。今でもときどき夢に見て苦しい」
今思えば、この時の私は「つらかった気持ちをわかってほしいその一心でした。
しかし母は、「そんなことを今言われても困る。どうしろと。」とこんな反応をしてみせたのです。
当時の私はショックで涙が止まりませんでした。
このとき欲しがっていた言葉は、「そっか、つらかったね」の一言だけだったのです。

共感してほしいのか、解決策を知りたいのか

上の実例で私が求めていたのは共感でした。しかし、話し相手によっては「解決策」をつらつらと述べ始める人もいます。男女のすれ違いでよく見るパターンでもありますね。
人とのすれ違いって、よく考えてみたら「欲しかった言葉を言ってもらえなかった」、たったこれだけで起きていることってありませんか?
相手に期待をしすぎていて、欲しい言葉をかけてもらえず失望したり。謝罪の言葉をもらえず喧嘩が続いたり。さまざまなパターンがあると思います。
これを回避するには、自分がどんな言葉をかけて欲しいのか考えた上で、相談相手を選ぶことが大事なのではないでしょうか。

あなたの周りの人はカウンセラーではない

世の中にはカウンセラーという職業が存在しますね。人の話を聞いて、気持ちに寄り添ったり、悩みに対する解決策を導くお仕事です。
よく考えてみれば、仕事になるくらいですから、訓練を積んでいない人がカウンセラーになるのは不可能です。
つまるところ、あなたが相談相手に選んだ人は大抵の人がカウンセラーではなくただの人で、あなたの機嫌を取るために存在しているわけではないということです。
私も「そっか、つらかったね」を母の口から聞けずにショックを受けて大泣きしたことがありましたが、今では「母親はカウンセラーではないのだから仕方がない」と納得しています。
もし誰かに悩みを相談することがあれば、考え方の一つとして参考にしてみてください。
最後まで読んでくださってありがとうございました。

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