こんにちは!元不登校の管理人です。
不登校の当時を思い返すと、「学校に行けなくなった…人生もう終わりだ…」とよく思っていました。でも、そんなことは全くないので安心してください。
人生、案外終わらないので。
っていうかそう簡単に終わんねえ~!!!(陽気)
人生で初めて社会のレールを外れてしまうということ
私が不登校になったのは高校生のころ。詳しい話はこちらの記事をどうぞ。
不登校って、おそらく多くの人にとって「初めて社会のレールから外れた」経験になると思うんですよね。小中高でなった人は特に。
でも、大学に行ってみると「休学」「留年」「就職浪人」「受験浪人」みたいな人、結構いるんですよね。
しかし小中高だとそんなこと全然知らない世界のわけで、見えていない。これまで順調に生きてきた人であればあるほど、ショックが大きい。
レールの外の人生なんて知らないから、レールの上の人生ではない状態を「人生終わり」と思ってしまうんだと思います。
大学生になると、一気に世界が開ける
大学に行くかどうかはともかく、大学生の年齢になるとアルバイトや就職をしている人が多くなります。そこで知ることになるのは、案外世界(社会)は広いのだということ。
ここからは私の体験談になりますが、人生初のアルバイトをしたときのことです。
店長と私ともう一人の人が主婦のパートさんだった以外は、全員フリーターの人たちだったのです。
社会にいる人がほぼ全員正社員に見えていた18歳の私にとって、これは衝撃的なことでした。頭ではわかっているつもりだったのですが……。
そして、フリーターの人と話してみると、その人たちはとても楽しそうに働いて、休日も満喫しているのでした。ディズニーが好きで通っている人、水族館巡りをしている人、バイト代をアニメグッズにつぎ込む人…などなど。
もう偏見がマッハで本当に申し訳ないのですが、「あ、なんだ、フリーターになっても全然生きていけるんだ」と感じたのをよく覚えています。
もちろん、フリーターとして生きていくことに葛藤はあるのかもしれませんが、私の目にはまったくもって楽しそうに生きているように見えたのです。そして、こういう人たちも含めて広い社会なのだ、と身を持って感じました。
命ある限り人生は続く
当たり前ですが、命ある限り人生は続きます。自分で断ったり他者に絶たれたり寿命で命を落とす以外では人生は終わらないのです。
当たり前のようで、これが分からなくなってしまうのが「初めて社会のレールを外れたとき」の恐ろしいところです。
これを読んでいる方は、今不登校の人、あるいは不登校の子の関係者だと思います。
でも、人生はそう簡単に終わりません。安心してください。
私は高校不登校、適応障害、うつ病を経験、就職先のないまま大学を卒業してしまいましたが、人生終わってませんよ!!なんとか働けています。
そして、大事なのはもう一度社会のレールに戻る、つまりもう一度学校に通い始めることではありません。学校外に居場所を見つけたり、家で勉強を頑張ったり。
それも尊い人生の歩みだと思いませんか?
行き詰まったときは、変化するべきとき
不登校になるということは、そのままの生き方に限界がきたのだということだと思います。学校に通い続けること、友達付き合い、先生との相性、勉強……様々な要因があると思います。
不登校というシグナルが出たということは、「今のままではそのうち破滅する」と、からだとこころがSOSを上げているのと同義。つまり、変化のときなのです。
管理人は通っていた高校の雰囲気全体(主に勉強面)が合わず不登校になりましたが、転校して通信制高校に通いだしてからは学校が好きになりましたよ!
私のように、環境を変えれば簡単に解決する問題かもしれません。
不登校になった、もうおしまいだ……なんてことは決してありません。当事者がそう思ってしまうのは仕方のないことかもしれませんが、周りは常に冷静でいてあげてくださいね。
以下のリンクは厚生労働省のメンタルヘルスサイトです。ぜひ覗いてみてください。
それでは、最後まで読んでくださりありがとうございました(*’▽’)
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