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【体験談】通信制高校に転入するとき、学校選びで気を付けたいこと

不登校
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この記事では、通信制高校の学校選びや見学の際に気を付けて見ておくといいことを通信制高校の卒業者目線で書いています。

高校2年次で通信制高校に転校しました、管理人です。
理由は学業不振と不登校だったこと。自分のペースで勉強がしたい、新しい学校で楽しく高校生活を送りたい……など、いろんな希望をもって通信制高校に転校しました。
結果的に、転校してとてもよかったと思っています。

ですが、学校を選ぶときは実際かなり迷いました。通信制高校と一口に言ってもいろいろあったからです。
そこで、通信制高校選びで気を付けておくといいことを元通信制高校生の視点で書いてみました。ぜひ学校選びの参考にしてください!

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学校の立地、環境、設備、制度

通いやすい場所か

まず大切になってくるのは学校の立地です。自宅から電車などを使って、駅から徒歩何分…というところまで、見学の際には気を付けて時間を見ましょう。
せっかく心機一転、学校を変えようとしているのに学校が駅から遠いと通うのが大変になってしまいます。不登校などを経験していると学校に通う大変さは理解しているはず

「遠いのは分かっていても絶対にここがいい!」と思うほどの魅力があるなら別ですが、そうでないなら立地は重要視したほうが良さそうです。

学校名が「普通の高校」っぽいか

これは私が大学時代のアルバイトや就職活動を経験してひしひしと感じたことです。卒業する高校の名前って履歴書に一生残るものです。一目見て「ああ、この子は通信制高校にいたのか」と思われるのは損じゃありませんか?

管理人
管理人

私は普通の高校っぽい名前の通信制高校を卒業したので、就職の際の面接でも突っ込まれないことが多かったです。

というか、変わった名前の高校だと面接で話のネタに使われてしまうこともあると思います。そして話の流れで通信制だと説明しなければならなくなったら……損ですよね。

履歴書に書くときに恥ずかしくない学校にしましょう。重視してほしいです。

指定校推薦枠があるか

通信制高校に転校しようというときに将来のことまで考える余裕はあまり無いかもしれませんが、意外と重要です。指定校推薦枠があると、自分では思いもしなかったような大学に行けるかもしれません。

管理人
管理人

私は指定校推薦を受けて大学受験をしましたが、勉強に自信がなかったのでとても助かりました。通信制高校では毎日登校して部活もして…とやってみたいと考えている人にはおすすめです!

大学受験についての詳細はこちらの記事をどうぞ。

スクーリングの制度

スクーリングがどんなものかを知っておくのも大切です。私の知るものだと某離島でハイキング……のような変わったものもありました。
スクーリングは、一般的な高校にはないものです。なので、通信制高校の生徒の間では少し面倒くさいなという空気が流れるようなイベント行事。せっかく行くなら楽しめそう・負担にならなさそうなスクーリングの制度を選びましょう。

自習室があるか

意外と大切になってくるのが自習室の有無です。自習室があるということは受験勉強をする生徒がいるということ(需要があるということ)ですし、勉強に真面目に取り組む生徒がいることの現れです。もし大学受験を考えているなら、自習室の有無は気にしたほうがいいでしょう。

自宅の近くに図書館など無料で使える自習スペースのような場所があるならそこまで気にしなくてもいいかもしれませんが、もし無かったら自宅以外で勉強する場所を探すのって結構大変です。カフェで勉強と言っても毎回お金をかけていられないですからね……。

ちなみに自習室の使える塾に通うという選択肢もありますが、私の場合は同世代の高校生に「通信制高校の生徒」と思われるのが嫌だったり、普通の高校生を見るのがつらかったり……などいろんな理由で通学型の塾に通うのは心理的に難しかったです
ですが、今はオンライン学習型の塾もありますよね。以下の記事も参考にしてみてください。

学校・生徒の雰囲気

校風が合うか

通信制高校と一口に言っても学校の方針は微妙に異なってきます。受験勉強を応援してくれる学校、生徒一人一人の個性を伸ばそうとする学校……。
校風は見学の時点で教員の先生などから多少強調して伝えられるでしょうから、まずは言葉通り受け取ってOKです。

友達になりたいと思える生徒はいるか

見学の際に気を付けて見たいポイントです。できれば長期休みではなく生徒が通っている平日に見学に行きましょう。
生徒の目線から見て自分と仲良くなれそうな友達がいるかどうかは、充実した高校生活にとってかなり重要。高校生の勘を信じましょう。

管理人
管理人

ちなみに私は、この学校いいな!と思っていたところで通学している生徒に出会ったら、ギャルばかり見かけてちょっと引いた……なんてことがありました(笑)

頼りになりそうな先生は複数いるか

正直に言うと先生の質は運です。先生たちだって一人の社会人で、どんなに相性が合うと思っていた先生でも転職していってしまう現実があります。見学などで「この先生が良い!」と思っても、その先生はもしかしたらすぐに転職してしまうかも……。

管理人
管理人

私の通っていた通信制高校では、通学していた2年間で3人の若い先生が転職していなくなってしまいました……(泣) お仕事大変だったんだろうなあ。

そんな可能性もあるので、頼りになりそうな先生は複数人見つけておくといいでしょう。なお、公立・私立から転職してきたタイプのベテランの先生がいるとそこは大当たりですよ。

進学・就職状況(実際の雰囲気)

進学率や就職率が何パーセントで…という数字はサイトを見るといくらでも上がっていますが、これは見学時に感じてほしいものです。

管理人
管理人

進学率がいくら高くても実際に見学に行ったらチャラチャラした雰囲気の子ばかり……など、私が経験したパターンです(笑)

通信制高校って校舎を多く持っているところもあるので、大手ほど「数字」って信頼できなくなってくるんですよね。校舎ごとに雰囲気がまるで違います。
見学の際には雰囲気を感じ取るのみならず、”学校の”ではなく”校舎単体”での進学・就職状況について聞いてみるといいでしょう。

課外活動の活動状況

通信制高校といえど課外活動が活発なところもあります。部活動をはじめ、学校行事(文化祭など)、地域の活動などに学校全体で取り組んでいるところもあります。

管理人
管理人

私は部活動を2つ掛け持ち、ボランティア活動やスポーツの行事なども積極的に参加するようにしていました!友達も増えて楽しいですよ。

もし「通信制高校で青春を取り戻したい!」「高校生らしいことがしたい!」というふうに思っているなら、課外活動が充実しているかどうかは重要です。高校生活の質にかかわってきますからね。

逆に言えば、通学は難しいと思っている人には無関係になってくるかもしれません。
ただ、課外活動は平日なら授業の終わった午後からすることが多いものです。もし朝起きるのが難しくても、課外活動だけなら参加できる可能性もある、ということも考えてみてくださいね。

入念に見学してチェックを

転校するとなっても選択肢が多いと悩んでしまいますよね。そんなときはパンフレットの情報に惑わされずに、見学に足を運びましょう。実際に校舎を見てみると感じ方がガラッと変わるかもしれません。

良い学校選びができることを祈っています!

ちなみに、以下の「なるには」のサイトでは通信制高校の資料請求が無料でできますよ。学校の選択肢を増やしたいときにうってつけですね。ぜひ情報を多く入手して、良い学校に出会ってくださいね。

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