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【高校不登校】高校卒業と大学受験、どうすればいい?【体験談あり】

不登校
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こんにちは、高校で不登校を経験しました管理人です。
高校で不登校になると「大学に行けないのかな…」と不安になってしまう気持ちはわかりますが、そんなことは決してありません。不登校でも大学には行けます!

でも、大学進学の夢をかなえるには「高校卒業資格」と「大学入学試験」をクリアしなければいけません。そこで、今回は不登校の目線に立って高校卒業と大学入学の方法について紹介したいと思います。

管理人
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体験談も交えてありますので、参考にしてくださいね。

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高校卒業を目指す方法3つ

出席して単位取得、卒業を目指す

大学を受験するには、高校を卒業する必要があります。ですが、それが難しいのが不登校ですよね。

でも、単位認定は先生ごとに基準が違うのです。私が通っていた高校では、実技系の科目では出席が難しくても作品を完成させれば単位を認めてくれる先生がいました。不登校だけどちょこちょこ通える……といった状況なら、「何回出席すれば・何をすれば単位を認めてくれるのか?」を担当の先生に相談してみるのがいいかもしれません。

先生たちの心象としては不登校の生徒は「扱いが難しい」と思われてしまいますが、真剣に相談すれば味方になってくれるかもしれません。人生、味方を増やしたもの勝ちです。

編入・転校して卒業を目指す

私が選択したのはこのルートです。といっても一般高校に転校したわけではなく、通信制高校への転校を選びました。
もし転校するなら、早いほうが良いでしょう。というのも、元いた学校で認定されている単位数が少ない場合は、転校先の学校で扱う単位数が増えてしまうからです。

持っている単位数はそれぞれ違うので一概には言えないのですが、例えば私の知り合いは高校3年生で通信制高校に転校してきて、通常は年間1回でいいスクーリングに2回行くことになっていました。
(もし不安なら、転校前に認定単位数などを確認の上、転校先の先生などに見学時に相談しておきましょう)

管理人
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転校後が大変になってしまうので、早いうちに不登校になってしまったなら早いうちに転校してしまうのをオススメします。

ちなみに、通信制高校がどんなところか知りたい方はこちらの記事をどうぞ。

高卒認定試験を受ける

高卒認定試験とは、文部科学省による国家資格です。
「高校の授業に出席するよりも、自力で頑張って勉強して大学に行きたい…」という人にはぴったりの資格になります!
通学なし、試験のみで高校卒業と同等の学力があるという認定がもらえます。

・高校卒業とほぼ同じ効力あり
・回答はマークシート方式
・一度にすべての科目を合格しなくてもOK
・高校在籍中、休学中でも受験可能
・高校で単位を取得していた場合、受験科目免除の可能性あり
特徴をざっと書きましたが、こんな試験となっています。

ちなみに今年は年に2回試験が実施されていて、結果は一か月以内に届くようです。
詳細は文部科学省のページをご覧くださいね。

大学入学試験の方法3つ

一般入試やセンター試験などを受験

従来の、イメージ通りの「大学入試」にあたるのはこれですね。こちらは学力に自信がある人ならぴったりです。
一般入試は面接などありませんので、受験を受ける人が不登校だろうとなんだろうと関係ありません。極論を言えば、勉強さえできれば大学に行けます。
国公立と私立、また文系と理系では受験科目が大きく異なりますので、よく調べておきましょう。
おおよその選考時期は1月~3月です。

不登校で学力アップを目指すなら、こちらの記事を参考にしてみてください。

推薦入試を受ける

推薦入試といっても種類がいくつかあり、
「①公募制推薦」「②特別推薦(スポーツ推薦)」「③指定校推薦」があります。

①公募制推薦とは、学業成績や人物面で学校側からの評価が必要になってきます。ざっくり言うと、内申点と学校の推薦が必要です。
登校の難しい不登校生にはちょっと現実的ではない選択肢かもしれません。ただし、これから転校して推薦を目指すならいけるかも?
選考時期は9月~12月あたりが多いです。
②特別推薦については、①の公募制からさらに枝分かれしたもの。スポーツや文化活動などで「県大会上位入賞」などの優秀な成績が必要になってきます。生徒会の会長やボランティア活動の積極的な参加などもここに含まれます。
不登校だけどスポーツや文化活動には自信がある、という人には狙えるかもしれません。
③指定校推薦は、①②の推薦と同じで学校側からの推薦が必要なのは同じですが、私立大学のみが実施しています。更に推薦で受験できるのは「学校内から1名のみ」など、とても狭き門になっています。
選考時期は10月~11月あたりです。

私の場合は②の指定校推薦の受験方法で大学に行きましたが、なんと通信制高校でも指定校推薦枠ってあるんですよ!
これから通信制高校に入学するかも、という人は指定校推薦枠があるかどうかチェックしてみるのもいいかもしれませんね。

管理人
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ちなみに私は通信制高校に転校後は、学業成績をとり、学内の活動は積極的に参加、部活動で部長、3年次はほぼ毎日登校、などしていたら指定校推薦の話が自ずと出てきました。
ちなみに書類審査のあとの受験内容は簡単な面接と小論文でした!

面接では転校や通信制高校のことを聞かれましたが、「通信制ではありますが、毎日通っています」ということを伝えたら特に否定的な質問などはされませんでした。

総合型選抜(旧:AO入試)を受ける

近年多くなってきたAO入試……もとい、総合型選抜。これは学業で受験者を評価するのではなく、大学との適正や人物面を評価して入学者を決めるものです。
「不登校だし、学業に自信がないけれど、大学に行きたい」という人には向いている入試方法です。

受験方法は、受験者を多面的に評価するため多岐にわたります。小論文やプレゼンテーションなどが代表的ですが、個性的な学部はより個性的な成果物を求めてくるかも……。希望する大学、学部の選抜方法をよく調べておきましょう。
選考時期は9月~。

管理人
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通信制高校時代の友人がこの方法で受験していましたが、夏休み中にずっと先生と一緒に準備をして受験に臨んでいました。
学業試験とはまた違った形での大変さはありますが、挑戦する価値はあります!

不登校でも大学に行ける!

不登校でも高校は卒業できるし、大学進学もできます。
先駆者もたくさんいます。決してあきらめないで下さい!

調べていくと難しそうで、心が折れそうになるけれど、みんなそれぞれ壁を乗り越えて高校を卒業して大学生になっています。本気で大学生になりたいなら、少しずつできることから始めてみてくださいね。

管理人
管理人

自分に合った方法で高校卒業・大学合格を目指そう!

それでは、最後まで読んでくださりありがとうございました(*’▽’)

 

 

 

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