「スクールカウンセラーに相談してみたいけど、実態がよくわからない」
「他の人が何を話しているのか知りたい」
「気軽に行ってもいい場所なのか知りたい」
こんにちは!当ブログ管理人の真中ユウ(@manakayuu00)です。
管理人は公立高校、(転校先の)通信制高校、私立大学の3つの場所でスクールカウンセラー(カウンセリング室)のお世話になった人間です。
実際に学校で3人のプロからカウンセリングを受けた経験から、利用方法、カウンセリングはどんな環境で行われるのか、カウンセリング中に何を話していたか、利用する価値はあったかなどについて話していきたいと思います。
もくじ
どうやって利用するの?利用方法は?
スクールカウンセラー(カウンセリング室)は、大抵4月の新学期の時期に「おたより」や案内パンフレットが生徒児童や学生に向けて配布されています。そこに記されている場所に行ったり、電話番号に電話することでまずは予約をすることができます。
もしそれらの発行物が無い場合は、学校の保健室と繋がっている場合があります。保健室の養護教諭の先生に聞いてみてください。
カウンセリングを利用したい場合、担任の先生には秘密にしたいという場合があると思いますが、基本的に伝える必要はありません。ただし、確実に口止めしておいてほしい場合はカウンセラーさんに伝えておきましょう。
大学の場合はホームページ上で案内があるので、探してみると見つかるはずです。
なお、スクールカウンセラーの利用は基本的に費用はかかりません。
どんな場所で話すの?
私の場合、高校生の頃は人があまり通らない階の空き教室がカウンセリング室として使われていました。
大学生の頃はある建物の2階がまるごとカウンセリング室になっていて、4〜6部屋ほどカウンセリング室が並んでいました。
カウンセラーの性別や年齢は?どうやって決まる?
希望を出せる場合もある
私の場合、高校生の頃は30代の男性がカウンセラーを担当してくださりました。気さくで個性的な、ユーモアを持った方でした。雰囲気を例えると星野源さんのような方です。
大学生の頃はカウンセラーさんが複数人いましたが、40代〜60代の女性を3人見かけた以外は把握しきれていないです。私がお世話になったのは自分の母親世代の柔らかい雰囲気の方でした。
どんな内容で相談したいかを最初に伝える
また、カウンセラーが複数人いる場合は相談内容によってカウンセラーが決まる場合があります。
例えばカウンセリング室に訪れる人には不登校、家族について、恋愛について、進路について……など様々な悩みがあると思いますが、その悩みに合ったカウンセラーをカウンセリング室側で決めてくれます。
私が大学生のときは、進路や就職活動についての悩みがメインでした。そのため事前のアンケート用紙には、主な相談内容の欄に「進路、就職活動にまつわる悩み」などと書きましたよ!
実際のカウンセリングでは何を話せばいいの?
話したいことならなんでもいい
なんでもいい、と言われると困ってしまうかもしれませんが、カウンセリング室はあなたの話をなんでも聞いてもらえる場所です。
カウンセラーは人の話を聞くプロです。何の話をしてもむやみに否定したり肯定したりせず、あなたの未来がよりよいものになるよう導いてくれるような存在です。
また、もし沈黙があってもカウンセラーは慣れていますから気まずくなったりしませんよ。
ちなみに、私の経験ではカウンセリングは60分間のことが多かったです。
おすすめはメモを書いて持ってくること
もし話すことに何か不安があるのなら、話したい内容をメモに書いて持っていきましょう。それをそのまま見せるでも、メモをもとに話すのでもいいです。
とにかく、あなたが何で悩んでいるのかをうまく伝えられる方法を探してみるといいですね。
私は事前にメモを書いて頭の中を整理してから、カウンセリングに向かっていました!
お守りのようにカバンの中に忍ばせていて、実際にカウンセリング室でメモを出したことは少なかったですが、書くことで結構安心できましたよ。
場合によっては雑談で終わる場合もある
相談者の抱えている問題やカウンセラーによりますが、相談者の自己開示を促すためにずっと雑談をするというときもあります。
こんな雑談ばかりして意味はあるの?と思わずに、自分の理解者を増やすためにもなんでも話してみましょう。よりあなたのことを理解してもらえて、適切なアドバイスがもらえるかもしれません。
私は不登校でカウンセラーさんのお世話になっていた時期は、最初のほうはとくに雑談が多かったです。好きなバンドの話とかしてました。(笑)
【体験談】初回は大泣き
ちなみに、私は新しくスクールカウンセラーさんのお世話になるたびに初回は大号泣していました……(苦笑)
自分のことを話すのって、私にとってはそれぐらい勇気のいることだったようです。
ですが、初回でそれだけ自分を曝け出したので、そのあとの2回目以降の利用は冷静に話ができたと思います。なお、私の友人でスクールカウンセラーを利用していた人が2人いますが、2人とも初回は大泣きしてしまったと言っていました。
カウンセリング室にはティッシュが常備してあることが多いですし、カウンセリングを受けて泣いてしまうのは珍しいことではないようです。
話した内容が他の人にバレないか?
カウンセラーさんは基本的に相談内容の秘密は守ってくれます。他言することはありません。
ただし、不登校などの場合は担任がカウンセリングの利用を把握していることがあるので、念のため相談内容は秘密にしてほしいと伝えておきましょう。
ちなみに当ブログでは不登校についての記事を複数書いていますので、参考にしてくださいね。
→不登校では人生終わりにならないから安心してほしい話
→【体験談】不登校のその後の人生。実際どうなったの?【リアルな人生】
→【高校不登校】高校卒業と大学受験、どうすればいい?【体験談あり】 などなど。
初回利用のあとはどうなる?
初回の利用のあとは2週間後や1ヶ月後などに再び予約をして、カウンセリング室に通うことになります。
ですが、1度きりの利用でいい場合はあらかじめ伝えておくことで、1度のみの利用もできるはずですよ。
利用する価値はある?
また、スクールカウンセラーは無料で利用できるという点がとても大きいです。学校を出たあとにマンツーマンのカウンセリングを受けようと思うと、60分のカウンセリングで7000円〜1万円かかるようなところばかりです。
無料で利用できるうちに利用してしまいましょう。
カウンセリングを利用して悩みを小さくしよう
カウンセリングというものは、残念ながら問題をすぐに解決することができるような特効薬のような役割はありません。
誰にも言えない悩みや不安があるなら、ぜひ学生のうちにスクールカウンセラーを利用しましょう。必ずあなたの力になってくれる専門家がいますよ。
それでは、最後まで読んでくださりありがとうございました(*’▽’)
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