こんにちは!管理人です。
私は大学生のときにうつ病を発症し、その後就職活動をして内定を頂くもこのままでは働けない……と内定を辞退。療養生活に突入しました。
そんな中で見つけたのが就労移行支援の存在でした。
ネットの世界は広いとはいえど、まだまだ就労移行支援の情報は少ないです。今回は実際に通っていた管理人の体験談とともに就労移行支援についてご紹介したいと思います!
もくじ
就労移行支援とは
就労移行支援事業所とは
就労移行支援事業所とは、障害を持っている方が働くことを目標として通うことのできる施設になります。
具体的に、どういう人が利用できるの?
事業所によって様々な障害を対象にしていますが、今回紹介する中で多いのは精神障害を持つ方を対象とした就労移行支援です。
具体例をあげると、発達障害を持つ方や、うつ病や双極性障害・適応障害を持つ方などが該当します。
ちなみに、障害者手帳の有無は関係なく利用できるところが多いです(要確認!)
通いながら行うプログラムは?
通所をする中で何をして過ごすかは事業所によって異なりますが、多くの事業所では就労を目的としているがゆえにパソコンスキルを上げるプログラムや対人コミュニケーションの訓練プログラムが設定されています。また、職業体験のプログラムがあるところも。
事業所によってはプログラミングやデザインの勉強をできるところもありますよ
クローズ就労(一般就労)を目指していても歓迎されるの?
私も不安に思っていたポイントですが、就労移行支援を利用する人の多くは手帳ありのオープン就労、つまり障害者雇用での就労を目標にしている方が多いです。
利用料金はかかるの?
前年の世帯収入によって無料・有料が変わってきます。※親の収入は含まれません。
私は前年に収入が無かったので、無料で利用していました。
自分はどちらに該当するのかわからないという方は、実際に事業所を見学した際に聞いてみるのがいいでしょう。
【体験談】実際に通ってみてわかったこと
利用期間が2年までという制約つきで、少し焦る
2年間で就職しなければいけないので、少し焦る気持ちが出てしまうのも正直なところ。
せっかく通うなら、体調をある程度安定させてから通所を始めましょう。
週3回の通所から始められた
療養生活で衰えていた体力を戻すために私は週3回の通所から始めましたが、それだけでもかなり体力を消耗します。最初のうちは正直通うだけでも精一杯でした。
これだけでも通うことができて良かったです。体力の増加とともに、自信をつけていくこともできましたよ。
様々な年齢層の利用者がいた
若い人で20代前半、一番年上で50代の方まで利用している方がいました。
通いはじめる前は「30代ぐらいの人が一番多いのかな、場違いじゃないかな……」と不安でしたが、様々な年齢の方がいたので自分が浮いているという感覚はまったくなかったです。ちなみに利用者さんは20人ほどいました。
むしろ多様性を歓迎してくれるような雰囲気で居心地が良かったです!
支援員の方のサポートが丁寧
ぶっちゃけ、精神科の先生よりも丁寧にカウンセリングしてくださいます。笑
何よりも利用者の方の就職とその後の職場定着を考えてくださるので、一人で就職活動に向き合う自信がない人にもとてもおすすめできます。
具体的にどんな事業所があるの?
atGPジョブトレ
管理人が通っていたのは「atGPジョブトレ」です。
障害者雇用求人の大手アットジーピーが運営している就労移行支援なので、オープン就労に強いのが特徴です。大手の運営で安心ですね。
中でも、管理人はうつ病に特化したコースのある事業所に通っていました。
うつ症状コースは秋葉原、横浜、梅田にありますよ。
他にも利用を検討していた事業所さんのリンクを貼っておきますね。
LITALICOワークス
「LITALICOワークス」さんは大手の就労移行支援の事業所で、全国各地に拠点があります。通いやすさを重視するならおすすめです。
ミラトレ
「ミラトレ」さんはパーソルチャレンジが運営する就労移行支援です。
こちらは近所に事業所があったので見学しに行きましたが、雰囲気も良かったです。
ココルポート
「ココルポート」さん。こちらも近所に事業所があって見学に行きました。
迷ったらまずは複数見学をすること
正直な話、事業所(支援員・利用者)の雰囲気は事業所によって全く異なります。
なので、就労移行支援に通おうかな?と考えている方は複数の事業所を見学してみることをまずおすすめしたいと思います。
もしも事業所の雰囲気が合わないと感じたら就労移行支援は退所して違うところに通うこともできますが、利用期間は合計して2年までであることには変わりません。
せっかくの大事な2年間なら、比較してみて検討するのが一番です。
見学の際は不安に思っていることをぜひたくさん質問してみましょう。
ちなみに、見学をしても無理な勧誘はありません!利用自体を迷っているということを伝えれば、支援員の方は無理に踏み込んでくるようなことはありませんでした。
まとめ:自分に合った事業所を選ぼう
自分に合った事業所を選ぶことで、利用者同士で情報交換ができたり、支援員の方から適切なサポートを受けたりすることができます。
自分の働きたい姿を想像して、それが叶えられるような事業所を選ぶことができるといいですね。まだそんなことは想像できない、という方も、一緒に自分の将来を考えてくれる人を選びに行く気持ちで見学してみましょう。
就労を諦めない気持ちがあれば、楽しく通所できますよ!
それでは、最後まで読んでくださりありがとうございました(*’▽’)
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