徐々に秋の夜長という言葉が似あう季節になってきましたね。
先日、「習慣を変えれば人生が変わる」を電子で読みました。というわけで読書感想文です。
もくじ
簡単なようで難しい、100の習慣
自分はできている? と問いかけながら読む
本書は簡単にできる習慣が100個綴られています。例えば「嫉妬と羨望を克服する」だったり、「自分を好きになる」だったり。
そのどれもが、当たり前のことのようで難しいもの。すべて自分ができているかと問われればNOです。自分はできているかな、と心に問いかけながら読みました。良い言葉に出会えば、メモをとりながら。
習慣=行動というより、意識
私は、本書を読むまで習慣化の本って「行動を変えなさい」という本のように思っていたのですが、逆でした。「意識を変えなさい」と言われている回数のほうがずっと多いように感じたのです。
でも、冷静に考えてみれば行動を変えるものって元々の意識ですよね。確かに意識が伴っていないのに行動だけ変えても(最初は)効果は薄いのかもしれない。意識を変えて、そこから行動を変えたほうがきっと良いですよね。
本書ですすめられた意識の変革
「自分の内面の対話に気をつける」
本書で繰り返し言われていたことはこの言葉に集約されていたな、と思います。とにかく、自分の価値や可能性を下げたり狭めたりする言葉を自分に投げかけないということが大事なのだと痛感しました。おそらく本書で著者が最も伝えたいテーマなのでしょう。
例えば、自分に投げかけるべき言葉というのはこんなものです。
「私は絶対に成功する」
「私は必ずもっと痩せる」
「私は自分を愛している」
また、「アフォメーション(肯定的な自己宣言)を活用する」という章ではこんな言葉が例として挙げられていました。
「お金は必ず私のもとにやってくる」
「チャンスは次々と私に訪れる」
「私はいつも元気いっぱいだ」
これらの肯定的かつ明るい希望を持った言葉を自分に投げかけられるか?によって、きっと行動ごと変わってくるんですね。
確かに、チャンスが訪れると信じている人はチャンスを掴もうとしてもがけるけれど、チャンスが訪れないと絶望している人はチャンスを掴むまで頑張れないかも。
私は最近、「自分は成功できないんだ」と落ち込みがちだったのですが、これを変えて「私は成功できる。これから次々にチャンスが訪れる」と潜在意識に語り掛けていかないとな、と強く感じました。
「自分を責めない」
それから、今回この本で一番励まされた言葉を紹介します。「自分を責めない」という章のある一節。
自分が完璧ではないことを受け入れよう。あなたは永遠に完璧にはならないが、それでいいのだ。
この言葉を実践するのは、正直難しいなと思います。私は永遠に完璧になれないって言葉、結構残酷だなと感じました。ただ、これを受け入れるのが人生の厳しさであり、そこを超えたら楽になれるんだろうな、とも。自分は完璧ではないってことを受け入れられている人は強いと思います。私も早くその境地に達したい。
この本では後のページで「完璧主義ではなく最善主義を目指す」という章がありますが、まさにそれで、完璧主義を求めていたら幸せになるのは難しいんだろうな、と。
自己肯定感を上げるための方法を調べていると「バカボンのパパのように、これでいいのだと言おう」みたいな文章によく出会います。これでいいのだ、って最強の呪文なのかもしれないですね。
私は今もこれからも完璧じゃないけれど、これでいいのだ。
これを唱えて生きていかなきゃいけないなあ。
人生を変えたいなら、意識の変革を
本書は記載されていることを実践して「人生を変える」ことが最終ゴール。人生を変える覚悟があるなら、意識ごと変えていかなければいけないな、と思わされました。
本書は2022/09/07現在、Prime Readingで読めますのでAmazon Prime会員の方はぜひ。
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それでは、最後まで読んでくださりありがとうございました(*’▽’)
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