こんにちは!当ブログ管理人の真中ユウ(@manakayuu00)です。
このところブログ更新が滞っておりましたが、理由は抗うつ薬を減薬して見事に体調を崩したからです。(笑)
いわゆる離脱症状も体験したので、今回はその体験記を書こうと思います。
なお、私が元々飲んでいた薬はサインバルタ(別名:デュロキセチン)60mgとレキサルティ1mgで、今回はサインバルタの減薬と離脱症状についてお話します!
当然ですが、減薬するときは自己判断はせず医師の指示のもと行ってくださいね!
もくじ
サインバルタを0mgまで減薬したら離脱症状が出た
医師の指導のもと、まずは最大量飲んでいたサインバルタを減薬することに。
なお、私の主治医によると「サインバルタはメインの薬で、レキサルティはそれを補助するような役割」とのことです。
サインバルタ60→20mgまでは順調
最大量から20mgまでの減薬は、とくに変化なく、体調もよいまま過ごせました。
ちなみに、60mg→40mgで2週間様子見、40mg→20mgで2週間様子見したため、ここまで一か月かかっています。
サインバルタ20→0mgで離脱症状が発生
で、肝心の0mgです。
ちなみにですが、サインバルタはカプセル状のため、錠剤のように割って減らすことが難しい薬のようで……。20mgからは一気に0mgになる場合が多いようです。(※脱カプセルという方法もあるらしいですが、必ず医師などに相談してくださいね!)
私の場合、カプセルを飲まなくなってから3日目の午前中以降、本格的に離脱症状が始まりました。
私が体験したサインバルタの離脱症状
最初に結論を書くと、離脱症状はサインバルタを全く飲まなくなってから3日目~10日目までありました。10日目でほぼ快復、11日目からは元通りの生活ができましたよ。
クラクラ感・疲れやすさ
まず体験した症状はクラッとする感覚。
めまいよりも短く突発的なものですが、歩いているときや首をぐるっと回して視界の方向を変えるときなど、クラクラッときました。
サインバルタを飲まなくなってから3日目の出来事でしたが、その日は出かけていて、最寄駅から自宅まで歩いていました。でも、いつもなら平気で歩くたった10~15分でもすごい疲労感で……。
普段買わない自動販売機でドリンクを買って、なんとか帰宅しました。(行きはそれほどでもなかった)
気持ち悪さ・吐き気
クラッと感に加えて疲れやすいのも症状でしたが、3日目夜に苦しんだのは気持ち悪さと軽い吐き気。
かなり症状がひどく、横になって一点を見つめていないとしんどいぐらいでした。正直インフルエンザよりしんどかった!!
サインバルタを飲まなくなってから3日目・4日目(幸いにも休日)はとくにひどい気持ち悪さで横になるタイミングがありましたが、これは5日目以降はありませんでした。
車酔いをしているような感覚
5日目以降はクラクラ感や疲労感に加えて、ずっと車酔いをしているような感覚が続きました。普段パソコンを使って仕事しているのですがとにかく気持ち悪さがあってつらかったです。
8日目・9日目は本当に何もできず、ついに仕事を休んでベッドの中で横たわることしかできず。
とにかく具合が悪くて横になりたい、という感じでした。
余談:離脱症状がマシになった瞬間
私の場合、なぜか寝起きの2時間くらいまでは離脱症状がかなりマシでした。なので、起きてから2時間のあいだに必要な食事や入浴を済ませていました。
離脱症状生活に慣れ始めたころは、休日はあえて昼寝をして、寝起きで動ける時間を増やすようにしていました(笑)
離脱症状をやり過ごすには
時間が過ぎ去れば終わるものとして耐える
つらい離脱症状でしたが、いつか過ぎ去るもの、いつか終わるもの!として耐えました。
というか、それしか本当にできることがない。理不尽。
担当医からは「あまりに辛いようなら受診して」といわれていましたが、「受診しても薬の量がもとに戻るだけ。私は絶対サインバルタから卒業したい」という思いでした。というか、離脱症状つらすぎて受診しに行く元気もないというのが実態でしたが。(笑)
あとは、同じように離脱症状で苦しむ人のSNS上のつぶやきなどを見ていました。(サインバルタ+離脱症状、とかで検索をかけてました)
気分の落ち込みは「身体が不調なときはしょうがない」としてやり過ごす
私の場合は症状としての抑うつ感はそこまでひどく出なかったのですが、多少は気分の落ち込みもありました。
極端にネガティブになって「このまま体調悪くなって死んでいくのかな…」みたいな。
ですが、私は抑うつ感よりも身体の不調のほうが強く出たので、「身体が不調なんだから、落ち込むのもしょうがない」「身体が弱ると心も弱るなあ」などと考えてやり過ごしました。
離脱症状を終えて、今思うこと
辛かったけど、断薬できてよかった
こうしてサインバルタの減薬・断薬に成功した私ですが、今思うのは……「辛かったけど、耐えてよかった!」ということです。
もちろん、離脱症状なしで減薬・断薬できるに越したことはないのですが、私の場合は仕方がなかったとして受け入れて過ごしました。
ただ、私はどうしても薬を減薬・断薬したいという思いが強かったので耐えられたのかもしれませんが、「減薬できたらいいな~」ぐらいの気持ちだと途中で心が折れていた可能性は十分にあります。
ちなみに、レキサルティの減薬には失敗
後日談ですが、サインバルタの断薬後にレキサルティを減薬しようとしたのですが……
1→0.5mgに減らしたところ、抑うつ感がひどすぎて減薬失敗しました……。
こちらは減薬2日目夜からずっと抑うつ感がひどく、次回受診(2週間後)まで続きました。そのため、離脱症状ではなく「元々の抑うつを支えてくれていた薬を減らしたから調子を崩した」と判断。医師と相談の元、服薬量を1mgに戻しました。
日常生活を送るのが本当にギリギリで、うつの急性期(なりたての頃)に戻ったかのような感覚でした。薬を元の量に戻すとすんなりと抑うつ感がなくなったので、やはり薬に支えられているんだな、と再認識しています。私とうつ病の付き合いはまだ続きそうです。
離脱症状をこれから経験する・現在経験している人へ
減薬したい気持ち・離脱症状を耐えきりたい気持ち、それぞれあると思うのですが、つらいときはほんとうに無理せずお医者さんに相談してください。
もしかしたら、今まさに離脱症状で苦しんでいて当ブログにたどりついた人もいるかもしれませんが……耐える!という決断をしたなら、とにかくやり過ごしてほしいです。つらさに立ち向かうのではなく、やり過ごすイメージです。
私もまだ減薬したい薬が残っていますが、それぞれのペースで体調と相談しながら減薬がんばりましょう!
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